2010年9月24日(金)
●趣味活動
 今日は上海市内観光。前日までの様に時刻の縛りが無いが8時頃には朝食。
旅行中はどうしても早起きになってしまう(汗)

と言っても時間的な縛りがないと気分的にゆっくりできますね。

朝食 デザート


午前中は個人的に行きたい場所があったので少しの間、別行動。
10時過ぎにホテルを出発。趣味活動開始!

ホテルの近くにバス停を見つけたのでバスで向かう事にする。
まずは地下鉄2号線に乗るべく人民広場へ向かう。
経路図によると952路で行ける事が判明していたが中々来ない。

という訳で同じ方向へ向かう537路に乗車。
地下鉄2号線方面へ行く事は判っているが何処に着くか把握していなかったのでバス停とGPSの所在地を確認しながら降りる場所を判断。すると人民広場のバス停に到着する。

どうやら、この系統も当たりの様でした(^^)

乗車 → 下車 系統 運賃
逸仙路纪念馆→人民广场(福州路) 537路 2元

バスに乗車 人民広場を目指す

下町を通る 人民広場駅に到着


人民広場駅は多くの路線が乗り入れるマンモス駅。
東京の地下鉄で言えば大手町の様な駅。駅構内はとにかく広い。
そして、広い敷地を埋め尽くす人。

地下鉄2号線の乗り場へと向かいましょう。

人民広場駅(人民广场站) 広い駅構内


地下鉄2号線で張江高科駅(张江高科站/Zhangjiang Hi-Tech Park Station)まで乗車。
張江高科駅は上海の外れに位置する為、車内は徐々に空いてくる。
そして、張江高科の手前で列車は地上に出る。

張江高科駅は高架駅の為、そのまま高架線へ続くのだが列車は再び地下に潜ってしまう。
あれ?

そして地下駅の張江高科駅に到着。
いつの間にか線路が切り替わっている!?

乗車駅 → 下車駅 列車名
人民广场→张江高科 地铁二号线

駅を降りると高架線は健在であるが、駅入口は固く閉ざされている。
どうやら廃駅になったようだ。

この駅、実は2004年に訪れた事があり、今回は2回目の訪問。
当時の面影は残しつつもトラムが開業したりして変貌を遂げている。

張江高科まで来たのは趣味活動の為であるが、ここでは省略。
詳細は ブログ をご覧ください。

地下鉄車内 張江高科駅(张江高科站)

新駅 トラムと高架駅(旧駅)


趣味活動終了後、昼食タイム。
張江高科駅近くにあった食堂街にて牛肉麺を頂きます。

食後、再び地下鉄2号線に乗ってAさんとの待ち合わせ場所である静安寺駅(静安寺站/Jing'an Temple Station)へ向かう。

乗車駅 → 下車駅 列車名
张江高科→静安寺 地铁二号线

食堂に入りました 牛肉麺


●上海博物館
 静安寺駅で無事に合流し、デパートで買い物の後、上海博物館へ。
上海観光を始めましょう。静安寺駅から地下鉄で2駅、人民広場駅へ向かいます。

乗車駅 → 下車駅 列車名
静安寺→人民广场 地铁二号线

人民広場駅近くに目的地、上海博物館があります。
早速、中に入りましょう。

と思ったら、すでに行列...

ここの博物館は入場無料。
中国の無料スポットは本当に混雑します!!
と言っても、今日は本当に混んでいる様で、Aさん曰く、ここまで混雑したのは初めてだ、という。

博物館内は広いが、それ以上に人も多い。
この表現、何度も使ってクドイかもしれないが、何度もそう思える程の人の多さ。
普段、東京で人の多さには慣れているつもりであるが、それ以上の多さを感じてしまう。

観光地に人が多いのは万博効果もあるのだろう。

尚、博物館内は一部を除いて撮影可能!
無料の上、館内も綺麗だし、なんとも太っ腹な博物館。
館内で撮影している人を大勢見かける事ができました。

館内は青銅器を始め、磁器陶器、書物、印璽などのコレクションが展示されています。
また、特別展なども行われており、我々が訪れたときはロシア展が行われていました。

歴史や書物、青銅器などの工芸品に興味がある方は是非お勧めしたい施設である。

今日は好天! 上海博物館

中へ 展示物(その1)

中の様子 展示物(その2)


●南京東路へ
 上海博物館から南京東路へ移動。上海博物館のある人民広場駅から南京東路駅までは地下鉄で一駅あるが、地下街が整備されていて歩いていく事が可能。
地下街をゆっくり歩きながら進む。

途中、戦前の上海を模した場所があり中々楽しい。
トラムのモックアップがあったり、日本の租借地時代の商店を思わせるカタカナの看板があったり本格的。

地下街へ トラム

レトロ商店街 カタカナの看板を発見!


地下街を回った後は、地上に出て南京東路へ出ましょう。
ここを訪れるのは2004年以来なので懐かしい!!

人と建物の多さは当時と変わっていない。
むしろ人が増えてる!?

南京東路は歩行者天国になっていて、歩道には蒸気機関車を模した乗り物が走っている。
これも2004年当時と変わっていない。

乗り物を見ると
「EXPO 2012 YEOSU KOREA」

と書かれている。
次の万博は韓国の麗水(ヨス)でやるんですね。

南京東路の乗り物 次の万博は麗水!?


●最後の夕食
 南京東路に到着すると既に夕方の5時半。
そろそろ夕食を食べたい時間帯。上海の中心部まで来たので、この辺りで食べたいところ。

南京東路にはAさんお気に入りの水餃子屋があるとの事なので、そこへ向かうことに。

向かった先は「第一食品」デパート内にある「大娘水饺」(大娘水餃)
中国で多くの店を構えるチェーン店である。
エスカレータで上っていきましょう。

第一食品デパート 大娘水餃


店内は大勢の客でごった返している。
上海に詳しいAさんも、ここまで混雑するのが予想外という。

さすがに空席は無いかな?と探していると、偶然に空席を発見!!
食べられそうだ。

このお店はマクドナルドの様なファーストフード店と同じ方式で、カウンタで料理を注文する。
カウンタへ向かい、料理を注文。
勿論、水餃子を頼みます♪

レシートを持ち帰り、座席で待つと料理を持ってきてくれる。

混雑した店内 座席をGET!!

レシート


水餃子とスープが揃ったところで頂きます。
うん、美味しい!! さすが専門店!!
安く美味しく中国の味を楽しめます。

ペロッと完食、ごちそうさまでした!

いただきます! ご馳走様でした


●夜の街を散策
 食後、外に出ると、すっかり日が暮れている。夜の南京東路。
さすが繁華街、夜も賑わっている。

南京東路のライトアップを見ながら外灘(外滩/Bund)へ向かう。
撮影しながら、ゆっくりと30分程掛けて歩いて向かいます。

外灘は川に沿って租借地時代に建てられた西洋建築の建物が並ぶエリア。
夜は綺麗にライトアップされ、さらに引き立ってます。

そして川の対岸には上海の有名なテレビ塔「東方明珠」(东方明珠)を始めとした高層建造物が並びます。
こちらも見事なライトアップで見る者を楽しませてくれます。

新旧の建物が川を挟んで並ぶこのエリア、撮影を始めるとメモリが幾らあっても足りません(笑)
上海を訪れたら是非、夜の外灘を訪れてください。

すっかり夜 綺麗な夜の南京東路

外灘(外滩)を目指す 外灘到着

外灘(外滩)の夜景

外灘から東方明珠(东方明珠)を望む


●ホテルへ
 一日歩いたので、さすがにくたくた。
ホテルへと戻りましょう。

あまりに人が多くてタクシーは捕まりそうもないのでバスで戻る事に。
人民広場行きのバスを見つけ、人民広場でバスを乗り継いでホテルへ戻る。

乗車 → 下車 系統 運賃
中山东一路汉口路→人民广场 123区间 2元
人民广场→大柏树(逸仙路) 952路 3元

ホテルには夜9時に到着。
遅い時間帯ではないが、さすがに疲れたので早々に就寝。

バス停を探す バス停発見!

区123路バス ホテルに到着


2010年9月25日(土)
●最初で最後のマッサージ
 ついに最終日の朝を迎える。今日は荷物を整理して帰国するだけである。
まずは、いつもの様に朝食を頂きましょう。

リッチな朝食も今日が最後。
悔いの残らぬようにしっかり食べておきましょう(笑)

最終日の朝 朝食


食後、荷物の整理がひと段落したところでホテルをチェックアウトする。
一週間お世話になった部屋ともお別れ。

荷物を預けてもらい、帰国前に今回の旅行で行っていない場所へ向かう。
それはマッサージ店。

過密な行程と言う事もあり、マッサージを行う時間が取れなかったのである(汗)
ようやく取れた事もあり、早速向かいましょう。

ホテルから地下鉄3号線の駅へ向かい途中にマッサージ店を発見。
営業時間前であるが、どうやら受付OKらしい。
アバウトな所が良い感じ。

すぐに部屋に通されて60分の足裏マッサージタイム。
痛いけど気持ちよい♪

部屋にはテレビがあり、尖閣諸島のニュースが流れていた。
日本の巡視船に衝突して逮捕された中国側の船長が保釈され、凱旋帰国するシーンが映し出されていた。
ええ!? 保釈されたの!?

何ともビックリなニュースである。
帰国後、いろいろな人に

「こんな時期に中国へ行って大丈夫だった?」

と質問される事態になるとは、この時は想定していなかった。
知らないとは恐ろしい事ですね(汗)

マッサージ店 癒されました!


●一気に空港へ
 マッサージで足が軽くなった所でホテルに戻り荷物を受け取る。
その足で一気に空港へ目指す。

新婚旅行とは思えない程、足を酷使し続けたので、最後くらいはという事でタクシーで向かう。
五つ星ホテルなのでタクシーは常駐。

タクシーに乗り空港へと向かう。
すぐに高速道路へ入り、空港へと一気に向かう。

リニアモーターカー(磁浮列车)は非常に速いが、地下鉄との乗り継ぎ等で時間を要してしまう。
今回宿泊したホテルは道路との相性は良いらしく、都心部を避けて空港へ行く事ができる。
トータル時間を考えるとタクシーが一番早そうだ。

空港到着後、チェックインを行う。
帰りは隣同士の座席を確保する。

空港に到着 出発ロビー内の様子

ホテルから空港までの移動軌跡

より大きな地図で 20100925 ホテル~上海浦東国際空港 を表示


●ラーメン再び
 チェックインを済ませたところで昼食へ向かう。
空港のフードコートには色々な食事処があるが、その中に味千ラーメンを発見。
Aさんと相談の結果、味千ラーメンに決定。

今回の旅行、2度目の入店である。

今回は99元の2人前のセットメニューを注文。
麻辣ラーメン、海老ラーメン、焼き餃子、そして小鉢が付いたセット。
量が多く2人で食べてお腹が一杯になります。

うん、美味しい!!
二度目の味千ラーメンも完食。美味しく頂ました。
さて、会計を済ませると、おつりが多い。
何でだろうと思ったら、丁度、午後2時以降は12%引きキャンペーンを実施しているらしい。
10元程安く食事を楽しめました。

味千ラーメン 店内に入りました

ラーメン 焼き餃子

ご馳走様でした! 会計12%引き


●帰国
 食後は出国して搭乗口へ向かう。
席で搭乗開始を待つ。

待合席には無線LANの案内板があり、この付近はフリースポットで無料でネットに接続できるらしい。
しかも、コンセントも用意されている!!
何とも至れり尽くせり。

早速使わせてもらおう。

コンセントが設置されてます!

座ってPCを取り出して Internetに接続


上海万博のページへアクセスすると今日の入場者数と現在の様子が表示される。
9月25日15時30分現在で31.58万人。累計で5573.71万人。
写真には列に並ぶ人々が写っている。

我々が訪れた日が特別混んでいたのではなく、毎日混んでいるんですね。
改めて納得(汗)

空港内の様子 成田行き

搭乗開始 機内へ...

ネットに接続したりして時間を潰していると搭乗時間になる。
機内へと案内される。我々も列に並んで機内へと向かいましょう。

行きと同様、帰りもほぼ満席。
隣の席が取れただけでも運が良いと思わないといけないですね。

機材はB767-300、シートディスプレイも付いてます。

機内の様子 B767-300

水平飛行なると、時刻は黄昏時。夕焼けの空を飛ぶ。
暫く景色を眺める。

そして、機内食を頂きましょう。
日本の航空会社らしく蕎麦があります。
まだ空の上ですが、既に日本へ帰ってきた気分になれます。

出発空港 → 到着空港 航空会社 便名
上海(浦東)17:00 → 成田20:55 ANA NH960

黄昏時を飛ぶ 機内食

上海から成田までの移動軌跡

より大きな地図で 20100925 NH960 PVG-NRT を表示


●帰国、そして帰宅
 成田空港には少々早めに到着。
入国手続き、税関を済ませて成田空港駅へ向かう。

時刻表を見ると、東京行きの快速があったので、それに乗る事にしましょう。
成田空港発21時14分発の東京行きに乗車。

乗車駅 → 下車駅 列車名 行先 列車番号
成田空港21:14→東京22:34 快速 東京 5108F~千葉2108F

東京駅から中央線、タクシーと乗り継いで23時半頃、自宅に到着。
長いようで短い新婚旅行、これにて終了。

と言っても、結婚生活は今がスタート地点。
これからの長い生活、2人で助け合って着実に前へ進んで行きたいと思います(完)

成田空港到着 ただいま!

成田空港駅 総武快速で帰宅


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