2009年4月30日(木)後編
●本日の目的地、恆春(Hengchun)へ
 鵝鑾鼻の近くにあるバス停へ戻り、暫くバスを待つ。
バス停には時刻表が掲載されていない。20~30分に1本とだけ書かれている。かなりアバウト。 本当にバスが来るのかな?と思っていると、バスが到着! おお、来た!!

最南端を後にする バスを待つ

バスに乗り込もうとすると、切符が必要との事。
運転手曰く、すぐそこの売店で買ってくれ!という事らしい。

売店へ急いで行き、恆春(Hengchun)までの乗車券を3枚購入。
売店を出ると、まだバスが待ってくれている!ありがとう!

運転手に購入したての乗車券を3枚丸ごと渡すとバスが出発。
このバスは高雄まで行くらしい。

乗車 → 下車 系統 行先 運賃
鵝鑾鼻→恆春 88系統バス 高雄 58元

次のバス停で運転手が一旦下車。何かあったのか?
と思ったら乗車券発行機を持ってくる。
なるほど! 我々が乗車した時は車内で切符の発行ができなかったのか。

高雄行きバス 恆春到着

恆春の町並み 工事中の「南門」

●宿探し
 恆春到着後、早速宿探し開始。
ガイドブックを見ながら検討。最初、スパのあるホテルへ行こうとし、歩き始めるが、恆春の町を出てしまう。 ホテルも見えそうもないので、一旦、町中へ戻り、同じくガイドブックに掲載されていた別のホテルへ向かう。 と言う訳でホテル「隆德旅客之家」に到着。早速、中に入り交渉開始。

「你好!」(こんにちは)
「今天有房間嗎?」(今日、部屋ありますか?)

と、まずは部屋の確認。

「有」(あります)

との回答。
続いて3人部屋の有無を確認するが、さすがに空室が無い模様。
と言っても、他のホテルでも3人部屋がある保障はないので、続いて値段の確認を行う。

「一天多少錢?」(一泊幾らですか?)
「1,200塊」(1,200元です) 注:塊(Kuai)は通貨単位「元」の口語体。

ガイドブックによると、2人用の部屋は1600元とあるので、価格的にはOK。
部屋を確認させて貰おう。

「先看看房間一下可以嗎?」(先に部屋を見せてもらって宜しいですか?)

と言って部屋を見させてもらう。
部屋はフローリングで、靴を脱いで寛げる。
また、これなら3人でも工夫すれば寝る事ができそう。

この部屋で決定!代金を支払い、部屋で暫く休憩。

本日の部屋確保!

●「出火」という名の観光地
 夕食を兼ねて観光開始!
私が知る限り、恆春には2つの観光ポイントがある、1つは「恆春古城」
東西南北の4つの門があり、さらに西門-北門-東門は城壁が続いている。

もう1つは「出火」
地下からガスが出ていて、常に炎が噴出しているという場所がある。
昼間は炎が見え辛いので、夜の方が幻想的で良いとのこと。

我々が宿泊しているホテルは恆春古城、西門のすぐ側。
そして、「出火」は東門から15分程歩いた場所にある。

と言う訳でルートが決定。
西門→北門→東門→出火

尚、南門は修復工事中の為、今回はルートから外す事にしました。

ルートが決まれば出発!

西門、北門と見ながら歩く。北門には何故か戦車が野外展示されている。
特に柵も無く、自由に触れる事ができる。実際、戦車に登って記念撮影されている方がいました。

恆春古城 案内板 西門

西門の上から道路を望む

城壁(その1) 城壁(その2)
北門前で展示されていた戦車 北門の上から望む


そして東門へ向かう。

辺りは大分暗くなっている。「出火」は前述の通り、夜の方が良いらしいので、丁度良い。
そして、東門に着くと、門がライトアップされている!
暗くなりつつあった空と暖色系のライトアップがとても合っている!
なんとも都合の良い行程の進み方だろうか(笑)

東門

●火遊び
 東門のライトアップを撮影した後は、いよいよ「出火」へ。
街灯が少ない薄気味悪い雰囲気の道を暫く歩くと到着。
入口に「出火特別景觀區」と書かれた看板があるので、すぐに判ります。

出火特別景觀區 到着

駐車場横に売店が並ぶ

訪問者が多いのか、大型バスも入れる広い駐車場と売店が何軒が営業している。
また、観光バスやタクシーが何台も停車している。人気スポットの様だ。

入口には用は無いので、早速、観光スポットへ。

階段を下りて少し歩くと目的地に到着!

柵で囲まれている場所に、あちこち炎が吹き出ている!
おおー!幻想的だ!!

ガスコンロの火の様に所々、青い炎も見る事ができる。ガスが出ている事が判る。

出火特別景觀區 炎が吹き出ている!!



日本だったら周囲に柵を設けて、

「危ないですから近づかないでください」

という看板が立ち、見るだけの観光地になりそうだが、ここは台湾。
この火を使って、花火で遊んだり、ポップコーンを作る事ができます(笑)

この天然の火を使って遊んでしまおう!というノリ、中国大陸に同じ様な観光地があったら、同じ事をしそうな気がするのは気のせいかな。

そして出火ポイントのすぐ側で屋台タイプの売店があり、花火、ポップコーン共に販売しています。
折角なので火遊びしましょう。

我々は花より団子というタイプなので、売店にてフライパン型のポップコーン(50元)を購入。 味が2種類あって選ぶ事ができますが、良く判らないので適当にチョイス。

また、火で炙る為、フライパンの先に木の棒を取り付け、取っ手を延長します。
と言う訳でポップコーン作成開始!

中々袋が膨らまず、長時間火を通してしまった事もあり、下の方が焦げてしまう。(涙)
しかし、完成したポップコーンはお腹が空いていた事もあり、あっという間に平らげてしまいました(笑) ポップコーンを食べた後は売店のおばちゃんに木の棒を返却。

天然の火でポップコーンを作ります 完成!

●夕食
 「出火」で火遊びした後は夕食。来た道を再び東門まで戻り、そこから町の中心部へ向かって歩く。 最初、恆春にも夜市があるだろうと探していたが、中々見つからない。時間も夜の8時を過ぎており、お腹も空いているので、諦めてホテルの近くの食堂に入る。

今回は牛肉麺と水餃子を注文。
もちろん、ビールを注文する事は忘れない!

まずはビールで乾杯!

うん、旨い!
今日はとても密度が濃く、かなり疲れている事もあり、ビールが旨い!

そして、続いて牛肉麺と水餃子。こちらも旨い!

食事が終わると夜の9時頃。
お店も閉店作業を進めているので、続きはホテルで行おう!

コンビニでビールと摘みを購入して部屋で2次会を行ってから就寝。
今日は色々と歩き回ったので、明日は癒しがテーマ!
台湾旅行、まだまだ続きます!

食堂を探す 牛肉麺とビール!
水餃子も頂きます ごちそうさまでした!


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